17. TSパイロット安全器
18. FDシリーズサーモスタット
20. TGF型オーブンサーモスタット
21. GISTユニット
22. LV1型リミットバルブ
23. サーモカップル
24. サーモパイル
25. パイロットバーナ
26. 保護管
27. スタッフィングボックス
28. その他アクセサリー
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1.EA型
液圧式電気サーモスタットは温度感知に膨張係数の高い液体を利用します。 感熱部が温められると内部圧が高まり、封入液がキャピラリーチューブ内を通過し本体内部のダイヤフラム側に移動し、ダイヤフラムを膨らませます。これを内部レバーが受けとめ電気接点を押しOFFします。又温度が下がると逆にダイヤフラムが収縮して電気接点はONとなります。この繰り返しにより温度を一定に保つように設計されています。トグル式スナップ作動機構は二つのスプリングを用い組み立ても簡単です。スイッチは大きな銀接点を使用し、大容量抵抗負荷の直接制御が可能となっています。制御温度範囲はマイナス20℃(特注)から上限450℃までをカバーしております。感熱部材質は主に銅(EA19はステンレス)となります。
接点機構はB接点(温度上昇でOFF)又はA接点(逆接点=温度上昇でON)の仕様となり、いずれもSPST 250VAC、25Aまでの大容量をカバーします。
2.EAC型
EA型本体を特別設計された金属ケースに収めました。取り付けが容易となり外観も優美堅牢に出来上がっています。B接点(温度上昇でOFF)仕様は銀色の温度表示銘板、A接点(温度上昇でON)仕様は黒色の温度表示銘板により、外観からでも収納されたサーモスタットの接点動作を推測できます。
金属のケースに収納されておりますが、防水仕様ではございませんので水等がかかる場所等でのご使用は避けてください。
3.EAC-T型
アクアスタットタイプの保護管付サーモスタットです。
EAC型金属ケースに直に銅パイプの保護管をつけました。本体ごと直接缶体にねじ込みして取り付けが可能です。
標準品はケース後ろ側に保護管が取り付けられていますが、特注としてケース下側に保護管を取り付けることも可能です。
EAC型金属ケースに直に銅パイプの保護管をつけました。本体ごと直接缶体にねじ込みして取り付けが可能です。
標準品はケース後ろ側に保護管が取り付けられていますが、特注としてケース下側に保護管を取り付けることも可能です。
4.EA19型
液圧式サーモスタットが制御できる温度の上限は通常288℃です。一方、このEA19型は特殊金属のNaKを封入し、最高温度450℃まで制御可能となりました。又、ロバートショウで唯一のステンレス製感熱部のサーモスタットです。更に、感熱部とキャピラリは一体成型品の為、感熱部とキャピラリー接続部の溶接が不要となり液洩れの心配が解消されました。
5.EA17型
EA3型は大電流用に設計されているため、微電流での動作は時折不安定になることがあります。これは接点が物理的にONしていても接点表面に形成された酸化被膜等が原因で電流が流れにくくなるためです。これを防止するために、微電流の用途にEA17型が開発されました。EA17型の接点はEA3型(ボタン型)と形状が異なり、銀パラジューム合金のクロスワイヤコンタクト導入しております。微電流においても確実なON信号を得ることが出来るようになりました。電磁弁、リレー等の低電流負荷の用途には最適です。ただし、最大容量は50VAとなります。
6.RX型(mV仕様)
RXミリボルトシリーズはユニトロール7000MVシリーズガス弁との併用で使用されるSP-STのサーモスタットです。接点構造はEA3シリーズ等の大電流用ボタン型接点とは異なり、ガラス管に封入されている「リードスイッチ」を導入しました。 チリ等の不純物が接点部に外部から侵入することを防ぐことができるので、悪い環境下においても接点不具合が解消するされました。
7.EB型
8.D1/D18型
440VACまで使える双極単投(DP-ST)単相用電気サーモスタットです。上部に4つの端子があります。外側2端子は電源用、内側2端子は負荷用になります。普及版のEB型(廃盤)と比べ、端子間の絶縁障壁が広いため、耐久性を求める業務用の機器に利用されます。
9.D33型
D1/D18型とほぼ同じ形状をしています。大きな違いは3相用として端子が3組(6ヶ)ついています。作動中、1組の接点は常時ON状態に保持されていますが、残り2組の接点のON・OFF作動により温度を制御しています。 一般に液圧式サーモスタットは周囲温度が極端に下がった場合封入液が収縮して接点がONすることが危惧されます。 D33型はOFF位置にて可動接点を強制的に固定する強制OFF機構が備わっているため、誤って接点がONすることがありません。
10.B10型
B10シリーズは温度上昇でOFF(B接点方式)、B20シリーズは温度上昇でONする(A接点方式)精度の高いサーモスタットです。 EAシリーズとの大きな違いは接点の動きがスローで動くことで、より精度の高い制御が可能となりました。但し、接点は常時チャタリング気味で動くため、振動がある場所及びリレー等との併用は接点寿命を短くするだけでなく、正確な温度制御が出来なくなります。B10シリーズの導入にあたっては周囲の設置環境を十分理解する必要があります。
11.MPA型(入力調整器)
MPAシリーズは直接温度制御するサーモスタットではありません。MPAに内蔵されているバイメタルヒートモータにより、接点のON-OFF時間の周期(タイマー)を変えることで、結果的に希望の温度が得られる入力調整器です。一般的な切り替えスイッチでは2本のヒーター接続を直列・並列の切り替えを行っていましたが、MPA入力調整器は一本のヒーターを使用した場合でも、入力割合を連続的に25-100%まで可変できる超すぐれものです。このスイッチにより配線等も非常に容易になりました。 ダイヤルシャフトは押しまわし式を採用。誤ってスイッチが入ることを防止する機構を内蔵しております。
12.CS型
※当商品は廃盤につき販売を終了しております。
2本のヒーター接続をダイヤルで直列、並列と切り替えて、3段階の入力を得ることが出来るロータリスイッチです。MPA入力調整器(旧INF型)と比べると、ヒータ結線が面倒ですが、40AMPまでのヒーターが利用できますので広範囲の用途にご利用いただけます。
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13.ユニトロール110型
※当商品は廃盤につき販売を終了しております。
ユニトロール110型は給湯式ガス給湯器用として設計されたサーモスタットです。口火安全器、メインコック、パイロットフィルタ、温度調節機構を組み込んだ一体型サーモスタットです。本体の後ろ側にシャンクと呼ばれる取り付けねじがついており、缶体へ直接取付けが出来ます。2次圧調整機構(ガバナー)が内蔵されている、R110R型シリーズもございます。
14.ユニトロール7000型
ユニトロール7000シリーズはガス用又は電気用のサーモスタットと組み合わせて制御するガスバルブです。単体での使用はあまりしません。口径は3/4(6分)と1インチのサイズがあり、ガスのインプットにより使い分けます。ユニトロール7000シリーズはガスラインをブリード方式で制御する為、小型ガバナーでの2次圧調整が可能です。写真右奥がガバナーになります。
外部電源の導入を必要としない7000MVシリーズ(サーモパイルによる電源で作動)、AC電源で作動する7000Eシリーズがあります。
外部電源の導入を必要としない7000MVシリーズ(サーモパイルによる電源で作動)、AC電源で作動する7000Eシリーズがあります。
15.CWH-3L型
※当商品は廃盤につき販売を終了しております。
CWH-3L型は単体での使用はできません。7000GOシリーズとの併用でブリードラインの回路に組み込み大型の給湯器の温度をコントロールすることが出来ます。
16.GS型
※当商品は廃盤につき販売を終了しております。
単体での仕様は可能ですが、インプットが小さい器具に利用します。又、上記7000GOシリーズとの併用することで、大容量のインプットが必要な場合にブリード用のサーモスタットとして厨房器具にも使われています。
17.TS11型(口火安全器)
サーモカップル式マグネットの口火安全装置です。TS-11K型とTS-11J型の2種類があります。TS-11K型は 口火ガスの供給口(INLET)がないためはサーモスタットの上流に設置されますが、TS-11J型は口火ガスの入口が別途用意されているため、ガス1次側→サーモスタット→TS11J→バーナの下流配管順序でも口火点火作業が可能です。
パイロットバーナを点火する際、赤いボタンを押してパイロット回路にガスが流れだします。この段階ではメインバルブは閉じられているため、メインバーナーへガスの供給はされません。サーモカップルが温まり規定の起電力が生成され、内蔵のマグネットが吸着します。押しボタンを離せばメインへガスが供給されます。
パイロットバーナを点火する際、赤いボタンを押してパイロット回路にガスが流れだします。この段階ではメインバルブは閉じられているため、メインバーナーへガスの供給はされません。サーモカップルが温まり規定の起電力が生成され、内蔵のマグネットが吸着します。押しボタンを離せばメインへガスが供給されます。
18.FD型(サーモスタット)
FDシリーズは2組の弁が内蔵された業務用に開発された特殊なサーモスタットです。
メインバーナーを制御するメインの弁とバイパス用のスナップ弁の2組が対となって温度制御します。通常ガス用サーモスタットはバイパス炎を残すタイプが主流ですが、バイパス炎の調整が難しく炎が残っている限り、正確な温度制御が難しく設定温度以上に上昇してしまう傾向にあります。 このFD型はメインバルブが徐々にガスを絞られ、バイパスキーで調整されたガス量でバイパス炎が一定時間燃え続けるダブル弁方式を採用し、最期はスナップ作動するバイパス弁も閉じます。これにより設定温度に限りなく近い温度でOFFさせることができます。バイパス炎が燃え続けてオーバーシュートしないためより精度の高い制御が可能となりました。
湯煎からオーブンまでの幅広い用途(90℃から343℃)に使われています。
口火安全装置TS-11型との併用をお勧めします。
湯煎からオーブンまでの幅広い用途(90℃から343℃)に使われています。
口火安全装置TS-11型との併用をお勧めします。
19.FSS-12型(フレームスイッチ)
パイロットバーナの炎を検知して信号を出す部品です(常時開路)。
この信号を利用して電磁弁を開閉したり、ランプを点灯させることも出来ます。
内部封入液の膨張によって接点を入り切りするので、内部液が漏れると電気信号が得られないので注意してください。
この信号を利用して電磁弁を開閉したり、ランプを点灯させることも出来ます。
内部封入液の膨張によって接点を入り切りするので、内部液が漏れると電気信号が得られないので注意してください。
20.TGF型(オーブン用サーモスタット)
日本にて開発されたオーブン用サーモスタットです。
小型のためインプットの小さい家庭用器具に利用されています。
TGF型はサーモスタット機能のみとなりますので、別途ガス用コックを併用してください。
小型のためインプットの小さい家庭用器具に利用されています。
TGF型はサーモスタット機能のみとなりますので、別途ガス用コックを併用してください。
21.GIST型(一体型ガスユニットバルブ)
ガス器具は一般的に閉止、口火安全器、温度調節器、ガバナー等の個々の部品が配管接続して使われます。このGIST(Gasvalve+Ignister+Safety+Thermostat)シリーズはこの個々の部品がユニット化されたガス弁です。個々の部品に個別ジョイント等を取り付ける必要がなくなり、取り付けが簡単になりました。湯煎からオーブンまでの幅広い用途にご利用いただけます。
22.LV1型(リミットバルブ)
フライヤーによる火災は一番の心配事です。万が一、サーモスタットの温度制御が利かなくなった場合、油の温度が設定以上に上昇し油に引火することが心配されます。この度、ガスを完全遮断する安全器が開発されました。フェイルセーフ機構(故障した場合でも安全側に作動する機構→ガス供給を遮断する)を導入しました。一般の液圧式のサーモスタットと異なり、内部封入液が漏れた場合でもガス遮断をする優れものです。但し、ハイカット温度は固定となりますので、受注生産品となります。
温度が下がっても自動復帰はしません。器具の安全を確認してから、本体手前のボタンを押し込んで再スタートをさせて下さい。
23.サーモカップル
口火安全器(TS型等)と組み合わせて使用されます。口火の加熱により、サーモカップルは60mV D.C.の起電力(ゼーベック効果)を発生させます。この小さな起電力により、口火安全器のマグネットが保持されます。万が一口火が立ち消えした場合、サーモカップルは冷えて起電力が起きなくなりマグネットの吸着がはずれガスが遮断されます。
最も簡易な安全装置の炎検地部品で、家庭用の一般トップバーナにも利用されています。
24.サーモパイル
サーモカップルの親分にあたる起電力発生部品です。無負荷状態で500mV~750mVの起電力を発生します。ユニトロール7000MVシリーズ口火安全器のマグネット吸着及びメインバルブをON-OFFさせる電気サーモスタットRXシリーズへの電源供給を担当します。
25.パイロットバーナ
ロバートショウのブンゼン式ターゲットパイロットバーナーシリーズです。取り付ける器具によって炎の向きが選べる種々のパイロットバーナーが用意されています。手動点火用、スパークプラグ付等多くの種類を用意いたしました。
26.保護管
ロバートショウのサーモスタットの感熱部は一般的に銅製、又は鉄にNiメッキ製のため化学薬品等の制御には直接感熱部を設置することは出来ません。その際、このステンレス保護管を利用してください。低温用、高温用の2種類を用意しました。
27.スタッフィングボックス
スタッフィングボックスはEA3-L型では標準で装備されておりますが、高温用サーモスタットには付いておりません。庫内側面から感熱部を挿入する場合、3/8のソケットを準備することで、後付けスタッフィングボックスが利用できます。但し、後付けタイプでのシールは完全にシールする事が出来ませんのでご注意下さい。