液圧式サーモスタットの作動原理


上記部品の中で一番の心臓部に当たるのが、#3のダイヤスタットアセンブリーです。
このダイヤスタットアセンブリーは次の3つの部品から構成されています。

A 感熱部 温度を感知する部分
B キャピラリチューブ 液体の通り道
C ダイヤフラム 封入液により膨張する部分

・作動原理
1. 感熱部が熱を感知すると、封入液が膨張します。
2. 膨張する圧力は、細いキャピラリチューブを通じてサーモスタット本体にセットされているダイヤフラムに伝わります。
3. ダイヤフラムの一方は温度を調整するシャフトにより固定されているため、もう一方の可動接点機構側に力が伝わります。
4. 可動接点機構は2本の強力なスプリングにより保持されています。ダイヤスタットの膨張力がスプリングによる力を超えた瞬間、可動接点部を押し下げることで接点がOFFします。
5. 感熱部の温度が下がると、封入液は収縮し、逆の作動をおこし接点はONします。
6. これの繰り返しにより設定の温度を制御します。